シェアハウス運営に挑戦します

家はあるけど、住む人がいない。

いわゆる「空き家問題」ですが、石川県も例外なく抱えている重大な社会問題のひとつです。

2018年の時点で、

・石川県の住宅総数 535,800
・うち空き家数 77,800
・石川県の空き家率 14.5%

http://kanazawa-kantei.co.jp/2019/06/12/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E3%81%AE%E7%A9%BA%E3%81%8D%E5%AE%B6%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%B3%81/

だったそうです。

2022年の現在のデータはなかったんですが、今はどんなもんなんでしょう。

社会情勢的に(あと感覚的に)は、今の方がもっと空き家が増えている気がします。

目次

空き家問題の何が問題なのか

といいつつ、空き家問題の何が問題なのかって、イマイチ理解していなかったんですよね。

というわけでGoogle先生に聞いてみたところ、次の5つが代表的な問題だそうです。

①建物の老朽化
②植栽や雑草などによる景観の悪化
③防犯上の
④防災上の不安
⑤空き家等適正管理条例

https://www.sekisuihouse.co.jp/akiyakatsuyo/reason/

雑にいえば、

①建物がどんどんボロくなって
②雑草とかで周辺の見た目も悪くなるし
③知らないうちに知らない人が忍び込んでいるかもしれないし
④建物が倒壊したり、火事になる可能性だってある

って状況で、空き家周辺の住人の不安・不満は募るばかりだし

⑤その辺のリスクを空き家オーナーは抱えきれるんですか?

って感じで、おおむね間違ってはいないかと。

空き家率30%オーバーで財政破綻説

上で挙げた5つの具体例自体、身近で起こったら嫌な話じゃないですか。

僕の実家の斜め向かいにも、10年くらい人が住んでいない空き家があるんですけど、ごくたまーーーに人が入っているらしいんですよ。どうやら。

昼とかなら内見とかそんな感じだと思うんですけど、たまに夕方の薄暗い時間帯に、どう見ても不動産関係の人じゃない人が単独で来ることもあるんですって。

割と怖いっすよね、それ。

でも空き家問題って、そういう空き家周辺の住人だけの問題じゃないらしいんです。

それが「空き家率30%で財政破綻説」というやつ。

空き家率が増えるってことは、シンプルにその地域から人がいなくなっていて、おまけに新しい人が引っ越してくるわけでもない。

ただただ人が流出していく。

そんな状態が続けば税収も見込めず、自治体が財政破綻してぶっ飛ぶという、より最悪なシナリオが待ち構えています。

で、今のままいくと、2033年には日本全国の空き家率が30%を超えるんですって。

そうなると自治体だけでは留まらず、国全体が財政破綻する可能性だってあるわけです。

あと11年ですよ。

11年後には日本の財政がぶっ壊れているかもしれないんですよ。

僕も5年前とかだったら、「いや、日本に限ってそんな大事になるわけないっしょ!冗談キツイよ!」って笑い飛ばしていたはずなんですけど、最近のニュースやら政治やらを見ていると、割とマジで冗談に聞こえないんですよね。

っていうかどちらかというと、「11年も持つのか…?」っていうネガティブ寄りの考えです。

シェアハウス、やります

そんな空き家問題が背景にあって…

ということでは実はなくて、ありがたすぎる縁とお声を頂きまして、シェアハウス用の空き物件をプロラボで持つことになったのです!

以下は内見時の写真↓

内装のDIY、運営、集客全般をプロラボメンバーで行い、すでに2人の入居が決まっています。

ただのシェアハウスじゃなく、コンセプトをしっかりと立てて、そのコンセプトに共感した人だけが入居できる。

そしてコンセプトにマッチした企画やイベントを打ち出して、地域・社会とのつながりを生み出していく。

そんなシェアハウスにしていきます。

で、せっかくだから、「シェアハウス運営で解決できる課題は何かあるかなぁ〜」と調べたところ、件の「空き家問題」の話がダイレクトで出てきたので、その辺りの課題意識も持ちながら運営しようと思った次第です。

そんなわけで、プロラボでシェアハウスを運営していきます!

学生・若手社会人で興味があるよ!って方は、お気軽に津本まで連絡ください^^

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この記事を書いた人

2015年から2019年の約4年間、大学受験塾『STUDYBANK』を仲間と運営し、塾長・CMOを担う。
趣味で運用していたYouTubeチャンネルが、半年で登録者数4万人を達成し、経営者にYouTubeのやり方・コツを教えることが増え、2021年からYouTubeプロデューサーおよび動画ディレクターとして活動開始。
現在は動画ディレクターと並行して、InstagramやTikTok、ホームページの分析・改善・アドバイスを総合的に行う、webマーケターとしても活動中。

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